ノートPCユーザのためのDHCPサーバ設定


寝ぼけてうっかり設定ファイルを消してしまったので、再設定ついでにメモ。
dhcpdの設定なんか3年ぶりぐらいだ・・・


ノートを持ち歩いている人で、会社とか出先ではDHCP自動、家では固定にしてる人は結構いるとおもう。

ヴァルヘルIPコンフィグとかで切り替えている人も多いと思うけど、結構時間かかるし、そのままの設定で両方使えれば一番いい。
面倒なルーチンワークがひとつなくなる。

ルータに固定で割り振る機能があればそれでOKだけど、最近はプロバイダ支給のものがIP電話機能がついてることとかがあって、
自分で好きなルータを買って使えない場合も多い。

というわけでそういうひと向け。


あと、自分の場合は内向きDNSがあるので、自動取得でそのDNSサーバを設定できるように。


Linuxならdhcpdは入ってることが多い。Debianユーザなのでインストールは

sudo apt-get install dhcpd

で。CentOSとかFedoraとかならたぶん

sudo yum install dhcp

でいけるはず。


設定ファイルは /etc/dhcpd.conf。

ddns-update-style interim;
ignore client-updates;

subnet 192.168.1.0 netmask 255.255.255.0 {
    option routers              192.168.1.1;   # デフォルトゲートウェイ
    option subnet-mask          255.255.255.0; # サブネットマスク
    option domain-name-servers  192.168.1.3;   # DNSサーバ
    option time-offset          18000;
    range dynamic-bootp         192.168.1.2 192.168.1.24; # 割り振るIPアドレスの範囲
    default-lease-time 21600;
    max-lease-time 43200;
    host thinkpad { # 固定にしたい端末
        hardware ethernet XX:XX:XX:XX:XX:XX; # MACアドレス
        fixed-address 192.168.1.10;          # 固定で割り振るIPアドレス
    }
}


こんな感じで。

これで自宅でも出先でも常にDHCPサーバから自動取得に設定しておけばよい。


毎回家に帰る度に設定切り替えている人はdhcpdを立てると便利ですよ。